こんにちは。
キャリアコンサルタントの佐々木 剛(ささき つよし)と申します。
現在は九州の大分、福岡を中心にプロのキャリアコンサルタントとして活動するかたわら、インキュベーションマネージャー(JBIA)として、起業家支援や、キャリアコンサルタントの後進の育成を行っています。
その中で、上のような話を聞いたのです。
しかし、プロとしてしっかり社会に役立ち、納得の報酬を得ているキャリアコンサルタントも存在しています。
「それは東京など、大都市での話でしょう?」
いえ、大都市でなく、地方においてでも活躍しているキャリアコンサルタントは存在しているのです。
この違いはなんなのでしょうか?
それは端的に言うと、キャリアコンサルティングの価値を分かりやすく説明し、コンサルティングという「商品」を販売する仕組みを持っているかどうかであると考えています。
そして、その商品販売力を構築するために必要なのが次の3つです。
1)キャリアコンサルティングを受けたいと思わせるプレゼンテーション力
2)必ず成果が出る再現性あるコンサルティングの商品開発力
3)相手にキャリアアップに向けた行動を起こさせるコーチング力
しかし、これらはキャリアコンサルティングの資格取得時には学びません。
かといって、資格取得後に、このような事を学び、実践をした人は意外と少ないのではないでしょうか?
あの難しい資格を取得できる高い能力があり、しかも、しっかりキャリアコンサルティング面談ができるようになっても、職業としてキャリアコンサルタントを名乗りながら活躍しづらい方が多いのは、この為だったのかもしれません。
そして、もうひとつ大きな問題があります。
それは、キャリアコンサルティングそのものの「需要がない」という事です。
JCDA(日本キャリア開発協会)のキャリアコンサルタント試験のウェブサイトにはキャリアコンサルタントの活躍の場として
「企業の中では、従業員のキャリア形成支援者として、従業員のキャリアプランを明確にし、そのために必要な知識・資格の習得や仕事の選択を行うことを支援する機会が増えています。」
と書かれています。
もちろん、そのような流れがあるのは事実かもしれません。
しかし、一方で、労働者がキャリアコンサルティングを求めていないというデータがあるのをご存知でしたか?
世は超少子高齢化が進んだ未曾有の人手不足時代。
採用が困難であるからこそ既存社員のパフォーマンスを上げなければなりません。
そのためには、社員一人ひとりがその強みを認識し、会社や社会に貢献できるように自己研鑽する必要があります。
75.4%の企業が、社員の能力開発や人材育成に関して何らかの「問題がある」と感じているようです。
そして、これは前年度の72.9%よりも増加しています。
その内訳は
でした。
だからこそ、外部のプロであるキャリアコンサルタントの出番があるはずでした。
しかしキャリアコンサルタントを導入している企業はわずか8.7%なのです。(同調査)
企業は従業員のキャリアップを悩みながらも、実際にはキャリアコンサルタントをほとんど活用していません。
そして、なんとその理由は、当の働く労働者側からの要望が低かったという驚きの結果だったのです。
キャリアコンサルティングを行っていない事業所が答えたその理由の1位は2位の「労働者がキャリアに関する相談をする時間を確保することが難しい(22.7%)」を大幅に上回る「労働者からの希望がない(48.5%)」でした。
また、キャリアコンサルティングを行う上で問題があると答えた事業所(全体の55.1%)の回答でも、その問題の理由のトップは「労働者からのキャリアに関する相談件数が少ない(42.5%)」、そして第3位は「労働者がキャリアに関する相談をする時間を確保することが難しい(35.1%)」でした。(同調査)
すなわち、そもそもキャリアコンサルタントが活躍する環境が企業内に十分醸成されていなかったと言っても過言ではないのです。
だから企業や組織に属しているキャリアコンサルタントもそうでないキャリアコンサルタントも活躍の場がうまく広がらなかったのかも知れません。
結果的に企業内キャリアコンサルタントのように組織に属した人を除いた、フリーとしてキャリアコンサルタントの活動をしている69.1%の人が月収20万未満であるとのデータが出ています。
~「キャリア・コンサルティング研究会」 報告書(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)~
また、2010年の厚労省調査によると、ハローワークなど公共機関で働くコンサルタントは非正規雇用が86.2%であり、年収は100万円以上300万円未満が46.9%と最も多いと言うデータが出ています。
これではキャリアコンサルタントとしての活躍の場が少ないと言わざるを得ませんし、キャリアコンサルタントが自分自身のキャリアを積む事が出来る環境とは言えません。
ですから、先述の「キャリアコンサルティングを行う上で問題があると答えた事業所」の考える問題の理由の第2位は「キャリアに関する相談を行っても、その効果が見えにくい(36.0%)」という結果も頷けるのです。
東京商工リサーチは2018年8月の全国の企業倒産件数が、前年同月比9%増の694件で、そのうち、45件が人手不足を理由にした倒産で最多だったと発表しています。
企業は現在非常に厳しい人材難に直面しています。
・少子高齢化による労働力不足
・働き方改革に向けた生産性の向上
・IT化、AI台頭時代対応(考える力の養成)
・外国人、高齢者をリード出来るリーダー育成
など、これからの企業は社員の採用と育成を通じて企業の成長をさせなければならないのです。
JCDA(日本キャリア開発協会)も「大学・行政機関・人材紹介・人材派遣・再就職支援業界大学のキャリアセンターには就職活動中の学生、ハローワーク・人材紹介・人材派遣・再就職支援には一般の求職者が訪れます。これらの方の就職、再就職のために効果的な自己分析の方法、エントリーシートの作成支援、面接の指導等のキャリアコンサルティングサービスへのニーズが高まっています。」としています。
残念ながらこれからの日本では人口減は免れられません。
だとすれば、求職者の適職を見出してマッチングの良い職に従事させ、入社後の生産性を高めるキャリアアップ支援を通じて適職を天職に昇華させるサポートが出来るキャリアコンサルタントは最も重要な役割を担う事になってくるはずです。
そうすれば自ずと会社の利益率が上がり、人件費にお金をかけられるようになることで、優秀な社員を雇うことが可能になってくるのです。
具体的には企業のキャリアコンサルティングを行う理由は・・・
などとなっています。 そして、このような前向きな考えを持ってキャリア形成支援をしている企業は、規模やエリア、業種に関係なく、真剣に将来ビジョンを描き、それを実現させていける優良企業なのです。 そして、私たちはそのような企業を見抜き、適切にアプローチし、しっかりと貢献せねばなりません。
・平均寿命の伸長
・年金制度の崩壊
・社会保険料の上昇
近い将来、労働生産人口が団塊の世代、団塊ジュニア世代を支えられなくなるのは明白です。
政府はこの負担を手っ取り早く企業に求めてくるでしょう。
その時になって慌てても遅いのは言うまでもありません。
しかし、その会社の評価制度の中でさえ認められれば良いといった場当たり的な働き方をしている悪しき意味での「サラリーマン」は生産性も低く、ましてや定年後、転職・起業など出来るはずがありません。
ですから企業内でのキャリア開発が必要なのです。
しかも「外貨を稼げるキャリア支援」が求められているのです。
会社の「内貨」の奪い合いに勝つための処世術ではなく、社会に価値提供し、会社の外からお金を稼ぐ、あるいは、非営業部門であれば、「作業」だけでなく、利益を生む「仕事」をする意識の醸成を通じた本当の意味で「稼げるキャリア形成」が必要なのです。
社内のお金を奪い合っているような社員ばかりが多い企業では、日本の発展は難しくなってくると言わざるを得ません。
しかし、先述の通り、人手不足の現代にあって、自分の仕事が手いっぱいで、部下や他人の育成をしている暇がないという現実を抱えている会社が多いのです。
だからこそ、今、経営の本質が語れるキャリアコンサルタントが求められているのです。
しかし、私たちキャリアコンサルタントも学ばなければならない事があります。
それがキャリアコンサルティングという「商品」を販売する仕組みを構築する力なのです。
コンサルティングとは質問やアドバイスを通じて企業や個人の願いを叶えるという「手法の名前」です。
商品名ではないのです。
わかりやすく言うと、ブドウを醸造して、それを飲む事によって楽しくなる「手法」がワインであり、どこの国でどのようなぶどうの品種を用いてどのような作り方でどのような味わいを出しているのかが伝えるのが「商品化」、あるいは数あるワインの中から選んでもらえるブランディングなのです。
そして、そのブランドに恥じない味を安定的に提供する仕組みが必要です。
これから10万人のキャリアコンサルタントが排出されると言われている中で、あなたがどのような「商品」を提供できるキャリコン なのかをブランディングできない限り、待っているのは厳しい現実だけなのです。
繰り返しになりますが、その商品を販売する力を構築するために次の3つの力が必要です。
キャリアコンサルティングは一般的な「モノ」と違って、見たり触ったりする事が出来ません。
このような商品を高単価で販売する事は至難の技です。
しかし、コンサルティングを数百万~1千万を超えるような高単価で販売しているコンサルタントも実際に存在します。
そのためには、あなた自身のキャリアコンサルティング の「コンセプト」を言語化して他社(他者)と区別されなければなりません。
キャリアコンサルティングとは社員のキャリアアップを支援する手法であり「テーマ」です。
「テーマ」に対して「コンセプト」とは、どんな人の悩みをどのようなアプローチでどのくらいの期間で、どのくらいのレベルまで向上させるのかを合理的に認知させる表現です。
様々なコーヒーショップがコーヒーという「テーマ」で営業していますが、流行っているコーヒーショップは自分の店の「コンセプト」が明確です。
高単価だけれども美味しいコーヒーをゆったりしたソファと快適な接客で提供し、豊かな時間を演出する店なのか、あるいは、お手軽価格でお勤めの方の休憩時間の「ほっと一息」を最短の待ち時間で提供する店なのか。
これををしっかりと発信できている店と、そうでない店とでは成果が変わってきます。
キャリアコンサルタントも同様です。
国家資格であるキャリアコンサルタントである事は素晴らしい事です。
しかし、それに加えて、あなたが契約後、どのような成果をどのようなアプローチでもたらしてくれるプロフェッショナルであるのかをコンセプトとして分かりやすく伝えるのはあなたの「仕事」なのです。
先述の通り、キャリアコンサルティングとは「手法」です。
「商品」としてパッケージ化する必要があります。
商品化されていないと買いづらいのです。
パッケージ化された旅行はどのような交通機関で、いつどこに行って、何を食べて、どこに泊まるか明確です。
ですから、自分が欲しい商品であり、予算が合えば買う事ができます。
しかし、「どこか良いところに快適に行って、何か美味しいものを食べて、ステキなホテルに泊まります。」という曖昧な旅行が30万であっても具体性がないので買いにくいのです。
これがパッケージ化出来ているか、そうでないかということです。
また、このパッケージ化がいかにうまく出来るか否かは、単に愚痴を聞いてくれる優しい人で終わるか、プロとして報酬をもらえるコンサルタントになれるかの分かれ道にもなります。
その鍵はあなたのキャリアコンサルティングを再現性を持ったいくつかのステップに構成し直し、企画書に落とし込む事です。
このステップを商品案内として企画書に明確に書けなければ、企業や組織の担当者はあなたのコンサルティングの価値を上司に説明し、予算を確保するための申請書や稟議書が書けません。
目に見えず、触ることの出来ないものを「商品として開発」するにはコツがあります。
しかし、資格試験科目では、このコツをステップ化して説明していません。
あなたのコンサルティングを通じで、企業の担当者や求職者がどのような未来をどのようなステップを踏みながら手に入れる事が出来るのか、ありありと映像化出来さえすればコンサルティング契約は容易です。
そして、もちろん契約単価も飛躍的に向上します。
人は正しい事を言われても行動に移せない、あるいは、移さないものです。
タバコを吸っては身体に悪いことは分かっていても喫煙習慣が止められなかったり、運動しなければいけない事を分かっていても運動が続かなかったり・・・・。
キャリア形成も同じです。
どれだけ素晴らしいキャリア形成の「方策」を作り、論理的にその手法を伝えても多くの人は行動を起こしたり、継続したり出来ないのです。
そう。
キャリアコンサルタントはラポール形成を意識しすぎるあまり、ただただ聴いているだけでなく、その相談者が自らの意思で行動を起こしたくなるような場を作る技術がなければならないのです。
そのために必要なのが相手の心の深いところを掴む心理学や人の行動を司る脳科学、そして具体的な結果を導くコーチングスキルです。
また、キャリアコンサルタント自身が、自らのキャリア観を固め、コンサルタントとしての「あり方」をしっかりと整えなければ相手にポジティブな影響力を与える事は出来ません。
このような技術を身に付け、戦略的にコンサルティングを行えれば、相談者の願う結果はおのずと実現していきます。
そして相談者や企業の願う結果を出し続けるというあなたの成果を積み重ねることは、新たなコンサルティング契約獲得へのパスポートを得る事なのです。
これらの分野のスキルは、資格取得時には学んでいない方が多いため、苦労されている方が多いようです。
しかし、今のキャリアコンサルタントのスキルにほんの少しのノウハウをトッピングすれば大きな変化が期待できます。
あの難関試験をくぐり抜けた人なら、きっと難しくはないノウハウです。
いや、そのような能力と向上心をお持ちの方であるからこそ、実現していただきたい世界があります。
今回、人生90年代を迎える超少子高齢化の日本を支える救世主としてのプロキャリアコンサルタントへの道を歩む仲間を募るため、その体験・説明会を九州から開催することになりました。
私たちは、仕事を通じて大人が元気になる事で日本の社会を元気にしていきたいと考えています。
そして、私たちの背中を見て育った全ての子供たちが、もっともっと自分らしく自己実現できるような社会づくりをしていきたいと考えているのです。
このようなビジョンに共感し、ご自身のキャリアアップに真剣に向き合ってみたいという方には是非、足をお運びいただきたいと思います。
対象 |
【このような人にオススメです】 職業として年収600万を目指してきたいキャリアコンサルタント 副業的に月収10万円を目指していきたいキャリアコンサルタント 採用で困っている企業に貢献し、顧問契約を取りたいキャリアコンサルタント 労働者に気付きを与えながらともに成長していきたいキャリアコンサルタント 研修やセミナーなど、人前で話すのが得意なキャリアコンサルタント 納得の高単価で企業研修を受注して活躍したい研修講師 法人契約を取りたい人材育成系コーチ、コンサルタント *「キャリアコンサルタント」と名乗るには国家資格の取得が必要です。 【そして、プロのキャリアコンサルタントになっていただいた暁には次のような事が出来るようになるのを目指しています。 キャリアコンサルタントとして安定的に自立していける 相談者の行動変容とその維持で、目に見えるキャリア支援が出来る コンサルティングを通じ、相談者のみならず、クライアント企業から感謝される 資格を持っているだけでなく、それを活用し社会貢献が出来る どんな難しい課題にもチャレンジしていくプロフェショナルな自分を見出す 納得の報酬を得て、あなただけでなくあなたの大切な人も、物心共に豊かになる 好奇心と向上心豊かな仲間とともに成長し続ける環境を手に入れる 冒頭に「職業としてキャリアコンサルタントの道を歩む」と申し上げましたが、私たちはキャリアコンサルタントとは職業という枠を超えた「あり方」だと考えています。 仕事を通じて人の成長を促し、ともにその成長過程を共有する事に幸せを感じられるあなた自身の「あり方」の表現がキャリアコンサルタントという職業を選ぶということだと思うのです。 是非、キャリアコンサルタントとして次のステージに立つご自身の未来を自分自身の手で掴み取ってください。 |
日時 場所 |
福岡会場
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・ ・12月19日(水)18:30-21:30 ・1月12日(土)15:00-18:00 ・1月16日(水)18:30-21:30 【場所】:福岡市博多区古門戸町7-12 MSFビル5F ギャブリッジパートナーズ株式会社 地下鉄中洲川端駅7番出口より徒歩5~6分 お申し込みはこちら 大分会場 *開催日によってそれぞれ会場が異なりますのでご注意ください。
◆ J:COM ホルトホール大分 大分市金池南1-5-1 ◇ ユナイテッドシェア末広 大分市末広町1-5-16 ユナイテッド末広ビル3F ◆12/26(水)18:30ー21:30 J:COM ホルトホール大分 大分市金池南1-5-1 ◆1月9日(水)18:30ー21:30 J:COM ホルトホール大分 大分市金池南1-5-1 ◆1月16日(水)18:30ー21:30 ユナイテッドシェア末広 大分市末広町1-5-16 ユナイテッド末広ビル3F お申し込みはこちら |
参加費 | 3,000円/人(税込) |
支払 方法 |
銀行振込またはクレジットカード決済(Paypal) |
講師 紹介 |
![]() 佐々木 剛(ささき つよし)
ツクヨミ 代表 キャリアコンサルタント 兵庫県出身、大分県由布市在住。 大学卒業後、総合商社に入社し、新卒採用担当を任され、合同企業説明会、会社説明会、面接、新人教育を担当。このキャリアの中で自らが採用、教育した社員が、日々成長していく姿に喜びを感じ、「自分がやりたい仕事は『採用、教育』だ」と確信する。 その後、電気通信業、技術者派遣、ホテル業、半導体製造業などの様々な業種の採用を12年間経験する中で、延べ5000人以上の面接を行う。 全国の大学、専門学校を飛び回り、会社説明会に参加した大学生たちと食事をしながら「就職お悩み相談会」を開催するなど、自社のPRだけでなく社会人の先輩として就職活動に対する助言を行う。 その後、労働者が働きやすい職場環境を作り、社員が輝き続けるステージを用意することの必要性を感じ、大分労働局にて5年間勤務し、数多くの企業の指導を通じて大分の労働環境の改善に貢献した。 任期満了後、民間、行政で得た経験を活用し、独立。経験豊富で相談者を笑顔にできるキャリアコンサルタントとして、求職者向けセミナー、高校講話、採用戦略構築、社員面談、社員教育、残業削減プロジェクト等の行政、企業からの依頼を多数受任。 インキュベーションマネージャー(JBIA)として、起業家支援を行うかたわら、キャリアコンサルタントのキャリアコンサルタントとして福岡、大分を中心に後進の育成にも尽力している。 ![]() 松尾誓志(まつお ちかし)
ギャブリッジパートナーズ株式会社 代表取締役 人事コンサルタント・コーチ ギャブリッジパートナーズ株式会社 代表取締役 人事コンサルタント・コーチ 熊本大学法学部卒業。株式会社プレナス(ほっともっと・やよい軒本部)をはじめ、複数の飲食チェーン企業に在籍しながら人事部、商品部、営業部、商品開発部など様々な部署で平社員から課長、部長など各役職を経験。33歳でプレナスの子会社代表取締役に就任。 経営者とそれぞれの立場における社員考え方のギャップを経験し、経営者マインドをいかに組織のメンバーと共有するかの鍵を見出す。 本社帰任後、本社人事部門の採用・育成の責任者として2万名以上の母集団から100名を見極める新卒採用と、毎月10人超の中途社員確保というミッションに応えるべく、永きに亘り採用の企画からその実践、受入、育成のプログラム構築を指揮。実際に面接官として最終面接だけでも1300人以上を面接。 企業目線での内定を取るためのコツをコラムとして大学生向けに発信したり、入社試験受験者全員にエントリーシートや面接の改善点に関するフィードバックを個別に行ったりすることで好評を博す。 また、日本人だけでなく、外国人、障がい者などの雇用にも取り組み、一人ひとりの強みを見抜き、いかに組織で活躍させていくかをデザイン。 独立後は心理学や脳科学のエッセンスを盛り込んだ自社で活躍できる人だけを効率的に採用する『マグネット採用』を開発し、上場企業から中小零細企業まで、幅広い企業に採用・ 育成の仕組み作りを提供し、面接代行なども実施。 企業規模、所在地、職種を問わず、リアルな企業の求める人材像とそのマッチングのための育成方法に精通している。 また、企業のインターンシップの基調講演として「天職の見つけ方」という講演を行い、 学生が自分らしく輝ける職を見つけるサポートをしている。 ![]() 山口 朗(やまぐち あきら)
株式会社 STEERING SUPPORT 代表取締役 税理士・コーチ 大学院で経営を学んだ後、父親の経営する税理士事務所に就職。税理士として経営者と接する中で、多くの経営者が想い描く理想と現状に大きなギャップを抱えている事を実感する。 そのギャップの埋め方がわからず苦しんでいる経営者をサポートするため、36歳の時に株式会社 STEERING SUPPORTを設立。 税理士として経営的数字を操れる強みをいかし、キャリアを形成していく上で欠かせないお金の流れの見える化を得意としている。 法人、個人を問わず、過去・現在・未来のお金の流れを把握することで、現状の課題を明確にし、想いをカタチにするための何が必要かクライアントと共に考えることで未来の数字を創っていく経営かじ取りのパートナー。 クライアントに心理的負荷を最小限に抑えながらもしっかりと外的成果を出すコーチングスキルには定評がある。相談者の悩みを受け止めてしっかり話に耳を傾けることで、過去だけでなく理想とする未来の状態まで明確にし、相談者自身すら気づいていない本当の想いを引き出す。その想いへの気づきは爆発的な行動力を生み、数々の成果を出してきた。また、想定外のアクシデントが起きた時にも、行動が止まってしまわないよう動機付けと勇気付けをしながらクライアントと伴走する縁の下の力持ちでもある。 |