一般社団法人 コーチングカレッジさんの
勉強会のファシリテーションをさせて
いただきました。
時間管理の質問をいただいたので、
少しシェアを。
時間がなくて困っている人は、
一度1日の時間の使い方を
15分とか30分単位の時間軸で
メモ(日記化、日報化)しておき、
各時間に当てた仕事や行動が・・・
1)緊急で重要度の高いもの
2)緊急ではないが、重要度の高いもの
3)緊急で重要度の低いもの
4)緊急でもなく、重要度も低いもの
という視点で、蛍光ペンなどで
色分けをしてみる事で、
現状把握ができます。
ここで注意点ですが、
この色分けは週末か、
翌週の初めに過去一週間分まとめて
やるのがオススメです。
なぜなら、今日の行動を今日評価すると、
なんとなく自己否定したくないので、
評価の精度が落ちてしまうからです。
また、その時は重要だと
思ってやった事が
思いがけず無駄になる事もあるでしょう。
少し時間を空けて色分けする事で、
そのパターン認識も出来ます。
さて、やってみると、
多くの人が意外にも
3)、4)領域に時間を
使っているものです。
そこで、毎日、2)領域を
「最低これだけはやる!」と
決めて実行すると、
仕事が一気に進みます。
そうしないと、2)のものを
先延ばしする事で、気づけばいつしか、
それが 1)になってしまい、
バタバタとしてしまう訳です。
これは、スティーブン・コヴィー博士の
「7つの習慣」に書いてある
時間管理手法ですが、
是非、一度お試しください。
また、この「最低これだけはやる!」
というものは、朝一番の頭が冴えている
朝にやるのがオススメです。
多くの人は、無意識に
「まずメールチェックして返事をしてから・・・」
と習慣化されていると思います。
もちろん、緊急で重要な案件がないか
どうかのチェックは必要ですが、
今すぐ返事をしなくても
いいものがほとんどではない
でしょうか?
一度見直してみると、
午前中の使い方が劇的に変わってきます。
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迷子は、
1) 行き先がどこか分からない。
2) 行き方が分からない。
3) 現在地が分からない。
のどれか、あるいは、その幾つかが当てはまります。
実際の時間の使い方のメモ、
そして、この時間管理の考え方で、
2) の行き方(時間管理の仕方) と、
3) 現在地(今の時間の使い方のモニタリング)
が出来ます。
ただ、今回、1) の行き先に
ついては触れていません。
まずは、朝の一番冴えた頭で、
時間を作ってやりたい事の本質に
思いを馳せるのも面白いのでは
ないでしょうか?